絵本だより第7弾|大切なあの人に届いてほしい

もうすぐ発売開始となる『夢がないぼく』は誰の手に届いていくのだろうか?
そしてその人は、ひとりで読んでいるのかな?
誰かと読んでいるのかな?
もしかすると、誰かへのプレゼントの準備をしているのかもしれない。

私たち作り手が、絵本に描いた絵・込めたことばが、読者である一人ひとりが何を受け取ってもらえるのだろう?と、とても楽しみにしながら発売開始の準備を進めています。

「夢」に関する絵本を作っているメンバーが順番にその過程を綴っていくこの連載。前回の絵本だより第6弾では、絵本に出てくる登場人物の紹介記事でした。登場人物のそれぞれの個性を見ていると、この登場人物たちが絵本の中でどのように関わり合っていくのかがとても楽しみになってきました。本記事では、この絵本をどんな人に届けたくて制作してきたのかについて書いていきます。

この絵本を届けたい人

5.6歳からでも読むことができるように

「きょうは ゆめを はっぴょうするひ」
大勢の前で順番に将来の夢を発表していく日。

「上手に発表できるかな。」
「将来なりたいものってまだよくわからない。でも発表の番はもうすぐ来ちゃう。」
「あ・・・次はわたしの番だ・・・!どうしよう。」

「わたしは将来・・・・・・」

「ふう。あ〜ドキドキした。」

このような場面をもしかしたら、思い浮かべる昔の光景があるのではないでしょうか?幼稚園や保育園でのお誕生日会、発表会や卒園式。

この絵本は、このような場面をまさに「今」経験しているかもしれない5.6歳からでも読むことができるように設計してあります。

その理由は、幼稚園・保育園、そして小学校へ入学する時期に「夢」についてのいろんな考え方に触れてほしかったから。このときにこの絵本を読んだり、読んでもらった記憶。その記憶の一片が、その後の人生で振り返ったときにまた違った意味をもたらしてくれるかもしれません。幼かった頃に読んだ絵本の深い意味に気がつくのが、大人になってふとしたとき読み返したときであるように。

幼稚園や保育園を卒業してからも、幾度となく訪れる「夢、夢、夢・・・

小学校で行われる2分の1成人式。
卒業式で発表する将来の夢。
進路選択、そして、就職活動・・・

幾度となく訪れる、将来の夢の言語化。

この世界にはどんな職業があるのだろう?
「かっこいい警察官になりたい!」
「やさしい看護師さんになりたい!」

そんな風に、将来のことを考えている時間もとても豊かで大切な時間のひとつです。
一方で
“夢がない”
この言葉を自分自身のなかに持ち、そのとき抱いている感情の渦巻きを包み込んでくれるものを見つけることはとても難しいのではないでしょうか?

「夢を見失う」
「夢は持っているけど、言葉が乗っているだけ」

将来そんな時がきても、もちろん大丈夫。そんなときにふと昔あのとき読んでもらった記憶が蘇り、再び絵本のページを開き、心の拠り所になることを願って作成しました。

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おわりに

  • こどもができたら、この絵本の内容を伝えよう。
  • 子どもと一緒に、絵本の場面場面の主人公の気持ちを考えながら一緒に読み進めたい。
  • 小学校の教室の本棚にそっとおいておきたいな。
  • もし、生徒が夢について頭を抱えてたら手渡したい。
  • パートナーとこの絵本をもとに夢について話すきっかけとしたい

実は、これらは絵本作成現場のヒアリングで聞かせていただいたたくさんの声です。この絵本にふれるたくさんの小さなきっかけが集まり、いずれ誰かの「お守り」のような絵本になるのかもしれない。そんなことが、作成しながら頭に浮かんできました。

そして、完成間近となった今。

もうすぐ、誰かの手に渡っていきます。

いってらっしゃい〜。

 

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p.s.
絵本制作メンバーでまわしている連載リレー。まるで昔懐かしい交換日記みたいだな。そんな昔のことを思い出しながら文章を考えていました。連載は次回で最終回のようですよ。 ほのか

 

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