今回の「稀有な挑戦レポート」は佐野仁美が担当します。
私は挑戦している真っ只中なので、今回はその途中経過を報告します。
佐野仁美ってどんな人?
初めまして!

簡単に今までの経歴を紹介します。
- 1997年4月11日生まれ
- 愛知県一宮市出身
- 愛知淑徳大学交流文化学部在籍
- 2011年 中学2年生のときに一宮市海外派遣団員として初海外で中国へ
- 2017年 国際交流団体ICC(international communication club)代表
- 2018年 旅革命10期参加→そのまま世界一周スタート
夢は、エンターテイメントを世界中に届けること 。非日常の空間を再現できるアイドルをプロデュースしすること。
ヒトミの「稀有」な挑戦とは?
私の稀有な挑戦とは、

現在の世界一周です!
時期:大学2年生終わりに休学
期間:12ヶ月
費用:150万円の予定
ルート:西回り。(アジア、ヨーロッパ、アフリカ、 アメリカ、南米を周る)

当初は13ヶ月の予定でしたが、パスポートとクレジットデビッ トキャッシュカード全部と身分証明書全部とイエローカードを盗まれるというアクシデントがあ り一時帰国を余儀無くされたため12ヶ月になりました。(ちなみに帰国の際も搭乗券をなくすと いうポンコツぶり)
再び世界一周に出ても、セーフティボックスに鍵を挿したまま出かけたり、男子便所で用を済ませたりと、そのポンコツ具合は治ることを知らないので毎日ヒヤヒヤしながら 生きています。
世界一周に挑戦をしようと思った理由は?
小さい頃から外国に興味があり、幼稚園の頃はノートに国旗や国名、様々な国のランキングをノー トに書いて遊んでいました。何度も親に海外へ「行ってみたい」とねだるも、実現せず。


そんな中、中学1年生の時に一宮市の海外派遣団員に選ばれれば中国に行けることを知りました。
選考基準を調べるうちに、勉学に励む従順な生徒ということが分かりました。中学の頃は今とは比較できないくらい真面目な生徒を演じて、教師と仲良くなる術を身に付けました。
その甲斐あって無事中国に行くことができました。


万里の頂上や兵馬俑坑などの有名観光地に行って感動したのももちろんですが、私にとっては”これまで抱いていた想像”を覆された経験が印象深いです。
大人たちが散々言っていた「中国は悪い国」という印象は、上海の中学生と交流することによっ てあっけなく崩れ去りました。
また、華々しい観光であると思っていた天安門広場の地下道路では、その地下道路にビニールシートを敷いて暮らす家族や、自分を見世物にすることでチップをも らう四肢のないお爺さんや盲目の人を目の当たりにして、大規模な発展の裏側で生きる人々の存在を知りました。

この時の経験がもととなり、大学生になってからは、バイトをしては海外へ行きました。
大学1 年生の春休みに友達4人でタイのバンコクとプーケットへ。大学2年生の5月には金曜日の全休を利用して中国へ。大学2年生の夏休みには日本語教育のボランティアのためスリランカへ行きまし た。行く度、海外に魅了され帰ってきました。

普段も、国際交流サークルであるICCの代表として留学生と日本人学生の交流の場を提供したり、 ラオスに教育支援するためのサークルSIVIOで活動したりと、海外と関わることを積極的にしてい ました。
そして、スリランカに行ってからはもっと海外ボランティアをしたいと思うようになりました。
ある日海外ボランティアについて調べていると「ピースボート」を発見しました。世界一周が夢の話ではない ことを知りました。そこからどんどん調べていくうちに、バックパッカーならば1年間150万円ほどで世界一周できるということを知り、絶対にバックパッカーで1年間かけて世界一周すると決断。
その日のうちに友達に宣言し、親に報告しました。


私の世界一周について
世界一周をすることを決めたものの、ひとり旅のノウハウなんて知らない。このまま旅立っても理 想の世界一周はできないだろうということに自分でも気づいていました。

そこで、旅革命に参加することを決意
その旅革命で私は気づきいたことがあります。それは、もっともっと自分がやりたいことを追求していけるということ。 やりたいことに対する自分の行動はとても甘かったこと。
この旅革命を機に私は自分を見つめ直し、世界一周についてとことん向き合いました。成し遂げられそうな目標を立てるんんじゃなくて、自分が達成したいことを目標に掲げれば良い。

世界一周する前に私が掲げたテーマ は
「自分の好奇心に従う」ということ。


- 見たことないものを見る
- 行ったことのない所に行く
- 異文化に触れる
- 価値観を広げる
- 外国人と話す
- ホームステイする
- 海外ボランティアをする
- 学校でボランティアをする
- 日本語教育のボランティアをする
- 海外インターンする
- 子供たちと遊ぶ
- 海外のエンターテイメントを知る
- 祭りに参加する
- 海外の女性問題について考える
- 世界平和について考える
- すごい人に会う etc
世界一周のこれまでの報告
一つづつ、達成しつつあります。

- 見たことないものを見る
- 行ったことのない所に行く
- 異文化に触れる
- 価値観を広げる
- 外国人と話す
- ホームステイする
- 海外ボランティアをする
- 学校でボランティアをする
- 日本語教育のボランティアをする
- 海外インターンする
- 子供たちと遊ぶ
- 海外のエンターテイメントを知る
- 祭りに参加する
- 海外の女性問題について考える
- 世界平和について考える
- すごい人に会う etc
稀有な体験としては、10のためにカンボジアのフェアトレードショップでインターンしたこと、 7のために障害のあるカンボジア人女性が自立するためのNGOでボランティアしたこと、8,9のた めに小学校中学校高校へ行って日本文化を教えたこと、など。

世界一周から学んだこと、成長したこと
私はこの旅の中で、誰とも比べないことがどれほど大切かを痛感しました。

私は誰かと比べては、劣等感を抱き落ち込むことが多くあります。
周りの旅人を見ては、あんなにも早く移動して色ん なところを見ているのに私はまだここにいる、どうしてこんな風なんだろう。SNSを見ては、レ ポートやテストをこなす同級生が至極真っ当な道を歩んでいるのに、私は何をしているんだろうと。
けれど、自分が周りの人間の行動や結果ばかりに気を取られていたことに気づきました。
私が誰かを羨んだってその人の人生は歩めないように、誰かが私を羨んだって私の人生は私しか歩めません。だったら、私自身が望む人生を生きようと。その身近な例が「私の世界一周」でした。
周りの旅人は、多くの地に行って多くのものを見るかもしれない。けれど私はその地で何をして何 を得て何を感じるか、を大切にしたい。どちらが優れているとかの問題ではなくて、自分の価値 観や信念に従って生きていこう、と考えられるようになりました。
記事を読んでいる方に一言
「夢を叶えるための第一歩は、誰かに言うこと」です。

私は、世界一周すると決めてからすぐ周囲に宣言しました。
すると、そのことを知った人は情報 を提供してくれ、自分で自分を後には戻れない状況に立たせることが出来ました。これは、スリ ランカのボランティアのときも同じでした。
大学入学当初から「海外ボランティア に興味がある」 と言い続けてきたからこそ、それを知っていた友人が紹介してくれました。だからこそ私はいまも夢を周囲に言い続けています。


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